定義

【精算と精算】

シンプルな違いは、精算が売る人と買う人が一対一でお金と商品を交換する事を『精算』と言い。
『精算』関係が複数ある場合、過失相殺などもそうだし、組合と組合員の精算関係が複数ある場合もそうだし、委任された弁護士などが『複数の民法精算関係』について、交渉調整する事を『清算』と言うが、実際の金銭のやりとりなどは、あくまでも『精算』関係の領収が行われる。

【民法と性質】

①被害者と加害者の争いを裁判が決めた絶対的修理費
②アジャスターがご契約車を損害調査した保険契約や修理費に対して客観的な仮想修理費報告書
③ご契約車を損害調査し修理費相当額を払う契約に忠実な絶対的保険金
④発注者と受注者の同意自由契約による主観的修理代見積

慣行と民法

民法上の精算関係義務者と全体関係

『裁判修理費≠アジャスター仮想修理費≒保険会社保険金≠車体整備事業者修理代』

民法契約関係は『保険金≠修理代』です。
慣行癒着関係は『修理代＝保険金』です。

『協定』とは慣行癒着の方法論程度の事で、『適正』も『不正』もなく、民法上も車体整備事業者の責任は不存在です。
『協定レスだ』『車屋が保険金不正請求した』『車屋が悪い』と騒ぎがありましたが、民法の話ではなく慣行が法であるという前提で自惚れた理屈にすぎません。

民法関係の分離当事者適格の確定

保険金は。保険屋と保険契約者の民法関係。
修理代は。クルマ屋と発注者の民法関係。

保険会社は保険金の話。クルマ屋は修理代の話。
保険屋が修理代を値切る民法関係もなければ、クルマ屋が保険金を交渉同意する民法関係もない。

慣行用語

①修理代とは、品質価格競争された発注者の主観と受注者の同意で契約されるもので、例えばクルマ屋①と相談したら品質80%で６０万円、クルマ屋②と相談したら品質50%で80万円など、主観的なもの。

②修理費は裁判の絶対的なもの。
仮想修理費は裁判や保険契約に客観的なもの。

③『修理見積』という言葉は、『修理代見積』と『修理費見積』の二つの民法上の精算関係が癒着している用語です。
ユーザーの主観により決まり競争された修理代見積は、そもそも事故直前の状態に復旧する事を義務としておらす、修理費に見立てて無断転用する性質のものではない事は、一般常識で分かる事です。

ただし癒着前提の世の中なので、癒着教祖のような人が癒着信仰信者から期待値が高く人気者だったりします(笑)
どっちも人生の無駄です(笑)

慣行方法論

つまり『慣行』の方法論である『協定』は。
そもそも主観的修理代見積を修理費に見立てて悪用し、本来全く違う『修理費』と『修理代』を『仮想修理費』と『保険金』が、清算を委任された弁護士のように振る舞い『保険金＝修理代』にしている民法上の『代理精算』をしているから、不法行為にあたる可能性がある。

『修理協定』『修理見積』『協定』などの主語が無い慣行癒着用語をあたかも民法が担保しているかのごとく嘘をついて当然に使用する人達は、清算する代理権限があるかのごとく当然に振る舞うが、その雑誌や保険会社やクルマ屋は、民法コンプライアンスを無視している。

民法関係契約と当事者適格に沿った主語には、裁判が決める『①修理費』、アジャスターがご契約者を損害調査委し現状復旧する仮想修理費を提出するアジャスター義務の『②仮想修理費』、保険契約者と契約した保険会社の義務である『③保険金』、発注者の主観的希望と受注者の希望が主観的に同意された受注者義務の『③修理代』。
 

例

『修理見積』は、①修理費②仮想修理費③修理代を代理精算癒着させる慣行実行意思。

『協定』は、①修理費、②仮想修理費、③保険金、④修理代を代理精算結果を出すようにアジャスターが交渉癒着させる弁護士行為名称。

『修理協定』は、①修理費②仮想修理費③修理代を代理精算癒着合意させている。

避けるべき慣行信者

民法上の修理契約において修理発注者に対する悪質な行為として『ゴルフボールでドアを叩く』などの行為は確かに悪質であり、修理契約の債務不履行として『国交省より実際に処分されている。
某マガジン雑誌や擁護者が信仰する『修理見積』を使う信者達は、『修理代＝保険金』の慣行を信仰し、民法をコケにするもので最終的にこの考えは通用せず慣行が民法の当事者適格に勝る事はない。
実際には保険金詐欺で起訴もされていないビックモーター騒ぎでも、法的に『不正な保険金が払われた』のであれば、そもそもご契約者を損害調査して仮想修理費相当額の報告書を保険会社に提出する義務があったアジャスターや、そもそもそれを依頼した保険会社が、義務が無いビックモーターに『保険金不正』の責任の濡れ義務を着せただけで、いまだに保険金不正請求にはなっていない。

つまり。
『修理協定』『修理見積』『協定』こういった『癒着用語』を使用する者は、慣行を肯定し、民法を無視して私的に裁く者だから、言いなりになりたくないなら信じてはならない。