最近では『南海トラフ』が危険日まで指定して大騒ぎしていましたが、今騒いでない。
人間の予言みたいなもんで安全になったり危険になったりするもんなんですかね?
同様に『ビックモーターによる保険金不正請求』が騒がれました。
ずいぶん前には関東マツダの『保険金不正請求』だと騒いでいた人たちがいました。
いずれも話し合いで終わらせたのかもしれませんが『保険金不正請求』という刑事事件にはなっていないので、まずは『保険金不正請求』という刑事事件騒ぎは、いくらなんでもやりすぎだといえると思います。
ビックモーターから波及して明るみになった、車屋、保険代理店、保険会社が個別に癒着した構造と、事故処理のやり方。
これは保険金不正請求が問題なのではなく、保険金不正請求に見えるような結果が出るやり方に問題があるのであって、ビックモーターに限らず、同じやり方をしていれば同じ問題がある訳でして。
特にトヨタディーラーは、『国交省指導』を受けて『ディーラーとお客さんとの修理契約』について終わっていないようですが一応の『受領修理代の返金』などの改善方向性が出ています。
お客さんが保険金を使って払ったとしても、お客さんは『事故直前の状態に復旧する費用』を保険金として請求受領した事になるので、修理代と違ったところで、保険会社が相談も了解も許可もなく『保険金と修理代が同じ』と勝手にやっている修理が終わってから協定して保険金を払うやり方では、いくら資本力があっても、さすがに警察や裁判所がうんとは言わないと思うし、『保険金不正請求』にはできないでしょう。
クルマ屋には保険金請求する権利がない。
クルマ屋には損害調査見積書を各義務がない。
保険代理店には売った人間として契約者に保険金(商品品質)を示す社会的道義がある。
今までもこれからも。
『宙に浮いた保険金不正請求刑事事件』騒いだ人はどうすんの?
車屋は修理契約について国交省指導があったので、更に保険金不正請求の差額返金などするはずがない。
ディーラーがお客さんに返金した場合に『保険金返せ』とお客さんに言う事になりますが、やってないみたいですね。
保険金がいくらかという義務責任問題に車屋は関係なく。
修理代がいくらかという義務責任問題に保険屋は関係ない。
保険代理店という保険屋が車屋であるという癒着を義務責任で分離すればわかる話です。
権利の事ばかり主張していると他人の権利にまで越権してしまいますよね。